オリーブ葉の価値について説明します
オリーブ葉について
オリーブの葉は平和のシンボルとして知られ国連旗にもありますが、古代エジプトでは薬としても使われていました。
1900年代にその葉から「オレウロペイン(oleuropein)」という苦い成分が見つかり、利尿、降圧、血糖降下などの効果が明らかになりました。
1960年代には米国大手の製薬会社Upjoin(現Pfizer)がオレウロペインの研究を進めオレウロペンから抽出された「エレノール酸カルシウム」に感染症の原因となる細菌に直接働き、強力な殺菌作用があることがわかりました。
このオリーブの葉から抽出されるエレノール酸はオリーブの果実の成熟度を示すマーカーであるとも言われています。
地中海地方では何千年もオリーブの葉を煎じて飲んできましたが、今は世界各地で葉を乾燥して飲むお茶に加え、葉の粉末や抽出エキスが作られています。
これらはお茶やサプリメントに加え、食材に用いてオリーブ入り食品の商品開発も行われています。