植物においてはしばしば 果実よりもその皮や葉の方に栄養素がたくさん詰まっていることがあります

オリーブも同様であり オリーブの葉は 果実よりも多くのポリフェノールを含んでいます

オリーブの葉が含むポリフェノールの主要成分がオレウロペイン なぜ今このオレウロペインが注目されているのかというと それはオレウロペインが生活習慣病を予防する効果の高さにあります

オレウロペインには強力な抗酸化作用があり 血液中のコレステロールが酸化するのを防いで コレステロール値や血圧が上がるのを抑制し また血糖値を下げる効果もあるそうです

 

高い抗酸化作用は皮膚環境も整え美白効果もあるとのこと シミの原因となるメラニンができるのを抑えるうえに コラーゲンの生成を助けて肌をみずみずしくさせる効果もあります

男性にも女性にも嬉しいこれらの効果はオリーブの果実よりも、栄養価の高い葉の方により期待ができるそうですよ

それからもう一つ オリーブの葉には抗菌作用もあると言われています

体の免疫機能をあげ 病原菌から体を守る働きがあることから 天然の抗生物質とも呼ばれています

 

オリーブの葉の良い点は 抗生物質とは違い耐性菌を作ることがなく また人間の細胞を傷つけないことです

摂取して眠くなることもなく 小さなお子様や高齢者 妊婦・授乳中の方まで安心して使えるのが特徴です

しかもオリーブの葉は多くの病原菌に対して効果があります インフルエンザや 胃腸炎を起こすロタウイルスやノロウイルス カンジダやクラミジアにも効果があるそうです

サンスターは オリーブ葉エキス配合チョコレート利用食品の継続的な摂取は肥満者の体脂肪率を低減させる一方で 除脂肪量(筋肉・臓器・骨)を増加させるというヒト試験の結果と その作用機序の考察の一環として行った 培養細胞を用いた筋形成に対する作用の検証において オリーブ葉エキスとオリーブ葉エキスに含まれるオレウロペインがマウス由来筋芽細胞の筋管分化を促進するという実験結果を確認しました

この研究成果を2017.9.20第72回日本体力医学会大会発表しました

 

加齢 運動不足 過度のダイエットにより筋肉が減り基礎代謝が低下して脂肪が増える「サルコペニア肥満」は 機能障害や心血管疾患のリスクを高める新たなタイプの肥満として注目が高まっており 肥満者の体脂肪低減と骨格筋維持増強は健康寿命の延伸にとって重要なテーマといえます

オリーブに含まれるオレウロペインは 動物において脂肪低減作用が報告されていることから肥満者にオレウロペイン配合菓子を間食として継続摂取してもらい オレウロペイン高含有オリーブ葉エキス配合菓子の継続摂取が肥満者の体成分へ与える影響を観察 培養細胞を用いた実験でその作用機序を考察しました

 

オリーブ葉エキス配合80kcalチョコレート利用食品の継続摂取は肥満者の体脂肪率を低減し 除脂肪体重を増加させたことからサルコペニア肥満に対する有用性が示唆され オリーブ葉エキスと これに含まれるオレウロペインの筋形成促進作用が ヒトにおける骨格筋の増加にも関与している可能性が示唆されました